穏やかな川遊び

愛知県西尾市の幡豆で活動する、
海の見える森のようちえん かぜのこ です。

最近は川遊びへ行くことが多いです。涼しくて快適。

川遊びというと、飛び込んだり釣りをしたり川流れをしたり．．．と
さぞワイルドな遊びをしているのでは？と思われるかもしれませんが
（そんなことない？）
かぜのこの日常の川遊びは、いたって穏やか。




私、この穏やかさに、先日、涙が出そうになりました。

なんのこっちゃ？ですね。急にすみません。

かぜのこの遊び場のひとつにさせてもらっている
あららファームさんからすぐの川で遊んでいるのですが、
水の掛けあいっことか、カニ探し、魚を網ですくう、というような定番の遊びを
かぜの子たちは数日間で一通り遊び尽くしたのですね。

そうしたら何が始まったかというと、お家ごっこ。

「それ、川じゃなくてもできるよね？
　せっかく川に来てるんだから、
　川ならではのことをしよーよー！」

なんて、まったく思いませんでした。

むしろ、うれしく思っている私。

毎日を野外で過ごしているから、
川遊びも特別なことじゃないから、
いつもの、大好きな遊びを始められるんだなって。
そしてスタッフもそれでいいって思えるんだなって。

その、あまりにもフツウに穏やかに流れていく時間が
ものすごく愛しくて涙が出そうになったのでした。

（穏やかって言ってもケンカは起きてます）

そしてこのとき、あぁ、私の仕事ってこういうことなんだなって

ジーンとした話はまた後日アップします。

ままごとの道具なんて何もなくても、
石ころや草木と想像力だけで展開されていく遊び。
ひーちゃんは「おもてなし」してるのだそうで＾＾
奥ではお部屋が作られています

＊　自然メモ　＊
川では、はぐろトンボがひらひら飛んでいます。

二匹が一緒になって飛んでいると、
つい、カップルかな？とか思いがちですが、

よーく見ると、身体の色が二匹とも輝く金緑色。

ということは、ラブラブカップルなのではなくて、

縄張り争いしているオス同士ですね。

ハグロトンボの翅（はね）はオスメスともに黒ですが、

身体の色は、オスが青緑に光っているのに対し、メスは黒いです。

スタッフ　べべ